連携団体 訪問看護ステーションKAZOCが毎日新聞に

TENOHASIと共に池袋を拠点に元ホームレスの人たちを支援している
訪問看護ステーションKAZOCの活動が昨日の毎日新聞に掲載されました。
ネットニュースでは写真付き(渡辺さんと田屋さん)で紹介されています。
以下、毎日新聞より・・・・・・・・・・・・・
<Stand・by・you!そばにいるよ>
相模原市の障害者施設で元職員が入所者ら46人を殺傷する事件が起き、障害者は不幸だと決めつけるような容疑者の供述が社会に衝撃を与えました。それでも福祉や介護、医療などの現場では、共生を願い、誇りとやりがいを持って当事者のそばに寄り添う人たちがいます。「Stand by you! そばにいるよ」では、これからを担う世代の奮闘を紹介していきます。

尊厳回復を重視 訪問看護ステーション代表・渡辺乾さん

東京都内の4カ所に拠点を持つ訪問看護ステーション「KAZOC(かぞっく)」。精神障害があっても地域で暮らす「新しい家族の形になれるように」という思いを、名前に込めた。
都内の精神科病院に作業療法士として勤めていた時に東日本大震災が起き、被災地をたびたび訪れた。原発事故で精神科病棟が閉鎖された地域には、病院がなくても患者が地域で暮らせるよう尽力する人たちがいた。
日本の精神科医療は長期入院の傾向が強いと指摘され、自身も疑問を感じていた。「自分がやるべきことは一体何か」。2013年、29歳でKAZOCを設立した。
訪問看護で大切にしているのは「自分の人生の主人公になること」。人生で失ったものや機会を奪われたことと精神障害は関係があると捉え、尊厳や権利の回復を重視する。そのため訪問先では服薬管理や健康状態の確認に加え、利用者のニーズを最優先した対応を心掛ける。人間関係の相談や部屋の片付け、行政手続きなど活動は幅広い。
生活困窮者を支えるさまざまな民間団体などと常に連携し、昨年末も路上生活者に暖かい場所で年越しできる環境の提供を手伝った。「拠点を増やしてアウトリーチ(直接支援)の範囲を広げたい」と使命感に駆られている。【谷本仁美】

*相模原市の障害者施設で元職員が入所者ら46人を殺傷する事件が起き、障害者は不幸だと決めつけるような容疑者の供述が社会に衝撃を与えました。それでも福祉や介護、医療などの現場では、共生を願い、誇りとやりがいを持って当事者のそばに寄り添う人たちがいます。「Stand by you! そばにいるよ」では、これからを担う世代の奮闘を紹介していきます。

https://mainichi.jp/ch170150894i/%EF%BC%B3%EF%BD%94%EF%BD%81%EF%BD%8E%EF%BD%84%E3%83%BB%EF%BD%82%EF%BD%99%E3%83%BB%EF%BD%99%EF%BD%8F%EF%BD%95%EF%BC%81%E3%81%9D%E3%81%B0%E3%81%AB%E3%81%84%E3%82%8B%E3%82%88

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