「子どもの貧困~複雑化・深刻化する課題と支援のあり方」

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  【9月7日(月)開催】第310回定例セミナー
   「子どもの貧困~複雑化・深刻化する課題と支援のあり方」
  主催:公益社団法人日本フィランソロピー協会
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いま、日本の子どもの6人に1人が貧困状態にあると言われています。

親の経済状況が子どもに及ぼす影響は深刻で、
学力だけでなく健康や自尊感情も損なわれて
いくという報告もあります。
また、世代間で貧困が連鎖するケースも少なくありません。
しかし、そうした現象の原因やその影響は、
複雑に絡み合っており、もはや、個々の家庭の
問題として捉えるだけでなく、
社会全体の課題として取り組むことが求められています。

今回のセミナーでは、貧困問題の研究者であり、
2008年に日本で初めて「子どもの貧困」に
ついての著書を書かれた阿部彩先生をお招きして、
「子どもの貧困」という問題について、
客観的な調査データを元に明らかにしていただき、
地域社会として、また、企業として、こ
の喫緊の課題にどのように対応をすべきか、
何ができるかを皆さんと一緒に考えたいと思い ます。

■テーマ:「子どもの貧困~複雑化・深刻化する課題と支援のあり方」

■講師:阿部 彩(あべ・あや)氏
(首都大学東京 人文社会系都市教養学部 社会学コース社会福祉学 教授)

    <プロフィール>
    マサチューセッツ工科大学卒。タフツ大学フレッチャー外交法律大学院修士・博士号
取得。国際連合、海外経済協力基金を経て、1999年より国立社会保障・人口問題研究
所に勤務。2010年より社会保障応用分析部長。2015年4月より現職。専門は、貧困、
社会的排除、社会保障、生活保護。社会保障審議会生活保護基準部会委員、男女共同
参画会議環境・影響評価委員会など。
著書に、『子どもの貧困ー日本の不公平を考える』(岩波書店、2008年)、『弱者の
居場所がない社会』(講談社、2011年)、『子どもの貧困II-解決策を考える』(岩
    波書店、2014年)、『生活保護の経済分析』(共著、東京大学出版会)にて日経経済
    図書文化賞受賞。

<ご参考>TOKYO FMの「未来授業~明日の日本人たちへ」

https://www.blwisdom.com/linkbusiness/linktime/future/item/9653.html

■日時:2015年9月7日(月) 15:00~17:00(14:30開場)

■会場:コニカミノルタビジネスソリューションズ株式会社 26階 セミナールーム
    東京都港区芝浦1-1-1 浜松町ビルディング(総合受付26F)
    http://www.konicaminolta.jp/business/about/bj/access.html

■参加費:当協会会員2,000円/一般5,000円/学生1,000円
 <会員一覧> http://www.philanthropy.or.jp/aboutus.html#membership

■定員:50名

■申込:http://www.philanthropy.or.jp/seminar/310/

■主催
公益社団法人日本フィランソロピー協会
〒100-0004
東京都千代田区大手町2-2-1新大手町ビル244
TEL:03-5205-7580 FAX:03-5205-7585
URL:http://www.philanthropy.or.jp
担当:藤川(ふじかわ)・加勢川(かせがわ)
TEL:03-5205-7580 FAX:03-5205-7585

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