12回目の池袋越年越冬活動が無事終わりました。
期間中の昼食に並ばれた方が平均70人、夕食に並ばれた方が平均約140人で、いずれも前回よりもプラス約10人。アベノミクス効果による景気上昇は路上とは縁がないようです。
池袋と渋谷で行った医療相談で、宿泊施設が必要と判断された約20名の方を、「ふとんで年越しプロジェクト」で確保したホテル等にご案内し、明日から生活保護や自立支援などの公的支援につなげる予定です。
参加して下さったボランティアは毎日平均60名あまり。年末年始の忙しい時期にも拘わらずたくさんの方からの参加申し込みがあり、定員を超えてお断りさせていただいた方もいたくらいでした。
おかげさまで滞りなく活動を進めることが出来ました。
この越冬でも、たくさん方から、活動資金・衣類・靴・石けんやカミソリ・カイロ・洗剤・野菜・お米・調味料・昼食用の漬け物・お餅・お菓子・豪華なおせち料理・石巻の鮭10本・レトルトの肉じゃが250食・賄いのおかず用の煮物など、数え切れないほどのご支援をいただきました。
特に、大塚モスクは29日の炊き出しで400食分のカレーと鶏炊き込みご飯やお菓子・チャイ・靴下とカイロ詰め合わせなどを、練馬区職員労働組合はたくさんのボランティアと活動資金を、立教大学大学院21世紀デザイン学科石川ゼミは今年で9回目となる正月3日の甘酒を提供して下さいました。
2日の夜は、FM横浜トレセンバラエティ「北村年子の『あなたにあえてよかった』」で、40分にわたってTENOHASIの越冬活動を、北村年子さんが寒風吹きすさぶ公園から生中継しながらレポートするという初めての試みしていただきました。ラジオを聞いた方から支援の申し込みが何件もきています。
また、今回も8日連続で調理場所と水と餅つき機材を提供して下さった文京区のあるお寺さんからは、活動資金の寄付までいただきました。
ご参加・ご支援下さったみなさまに厚く御礼申し上げます。
TENOHASIはみなさまに支えられております。
今後ともご支援よろしくお願いします。
TENOHASI事務局