tenohasiからの申し入れに対する回答が郵送されてきました。
担当部署にも確認して、全文を掲載します。
私たちの見解はまたこの次に・・・・
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平成21年8月12日(水)
特定非営利活動法人TENOHASI
代表理事 森川すいめい様
副代表理事・事務局長 清野賢司様
「炊き出しについての申入書」について(回答)
豊島区長 高野之夫(区長印)
日頃より、区政にご理解とご協力いただきありがとうございます。
平成21年7月28日にお受けしました上記のことについ来まして、別紙のとおりお答えします。
1.ご要望いただいております配食等の場所の存続についてですが、豊島区内の公園・児童遊園等にはふさわしい提供場所が見あたりません。
理由として、公園等の狭さと、住宅の接近があります。
1人あたりの公園面積が23区の平均で4.49平方メートルであるのに対して、豊島区は再開の0.74平方メートル(畳半分以下)で、もっとも大きな公園でも0.8haしかありません。そのうち広場として使うことができるのは全体面積の半分程度です。限られた敷地の中で数百人の人が定期的に集まると言うことは、それだけで公園の許容量を超え、一般の方々の利用を妨げる状況となってしまいます。
また、池袋駅周辺の公園では、マンションや住宅が隣接していることから、これまでも路上生活の方たちの滞留、飲酒、不法占用等に対して、公園周辺住民からの苦情が寄せられ、対応に苦慮しております。代替場所として近隣のご理解を得るのは難しと思われます。
同様に、公園以外の学校跡地や他の公共施設につきましては、敷地面積が狭いこと、区民利用が頻繁に行われており、住宅が隣接している等の理由から代替場所としての利用は困難です。
ご希望に添えず申し訳ありませんが、ご理解をいただきたくお願いいたします。
ただし、区として支援団体の活動を決して否定するものではなく、今後も路上生活者の問題については検討を続けてまいります。
2.地元住民の苦情や反対を貴団体に伝えることについては、これまでに寄せられた意見についてプライバシー保護に十分に配慮し、地元のご理解を得たものを8月4日(火)に貴団体にお渡ししました。今後も寄せられた意見につきましては、同様に対応してまいります。