あけましておめでとうございます

みなさま

あけましておめでとうございます。
昨年は、みなさまにとってどのような年でしたでしょうか。
みなさまに支えられたTENOHASIは、昨年にNPO法人となって、
メンバーも少しずつ増えて、
昨年からの年末年始の活動も、続けられています。

すべて、多くの支援くださるみなさまのおかげです。
本当に、ありがとうございます。

越冬活動は、
31日は、380名、1日は、終に400名を越えました。
TENOHASIでははじめてのことで、
現場スタッフも、対応に追われています。

平行して行っている調査活動では、
「スズキに切られて」といった若い方がいらっしゃるなど、
多くの割合で、短期に野宿となった方がいらっしゃいました。
多くの方が、仕事がほしい、路上から脱したいとお答えになり、
寒さがつらい、寝られないと仰っておりました。
「怠け者」という烙印を押す方々も、たまには見かけますが、現場の方の声は現実を、聞いてほしいなと切に思いました。

今年は、派遣切りがあったことと、例年よりもさらに期間工の仕事が減ったり給料がかなり減っていることが原因で(1/3と仰る方も)、野宿される方が増えているようです。
派遣村があるおかげで、多くの方をそちらにお願いすることができましたが、
それでも追いつかないほど、たくさんの方で溢れています。

いったい日本は、これからどうなるのかとか、と大きく考えたり、
目の前のこの方のつらさを、なんとか支援できないだろうかと、身近なことを考えたり、
そういうことで、頭を抱える日々です。

みなさまの知恵も含めたたくさんの支援を、今後も生かしていきたいと考えております。
ひとりでも多くの方が、つらい状況から脱することができるよう、
TENOHASI一同、本年もますますがんばっていく所存です

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

TENOHASI 一同

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