雇用危機の嵐の中、越年越冬活動が始まりました。
炊き出しを食べにいらっしゃる人の数は29日が約250人、30日が約290人。
昨年は29日・30日とも約180人だったことを考えると大幅増です。
しかも、今まで見られなかったような若い人が増えています。
生活相談にも、「派遣で自動車部品工場で働いていたが、解雇されていくところがない」などの、「派遣切り」にあった人たちが続々と訪れています。
「シャワーが使えるネットカフェはありませんか。・・・今日はまだサウナに泊まれるけど、もう金がなくて野宿するしかない・・・」という方もいらっしゃいました。
ついに池袋にも、雇用危機の大波が押し寄せてきたのかも知れません。
TENOHASIには宿泊設備がありません。
とりあえず、南池袋公園で温かいご飯を食べていただき、今日から始まる「年越し派遣村」をご紹介しましたが、ここも宿泊できるのはたった100人だそうです。
すでに池袋からも何人もの人が日比谷公園目指して出発されました。
無事に入村できるといいのですが。
連日の報道のおかげか、毎日何件もボランティア参加や物資カンパの申し出の電話を受けています。29日は10人以上の新人が参加してくれました。
これも今までになかったことで、本当にありがとうございます。
ただ、昨年よりも4割り増しの人数に対応できるように物資を購入していますので、会計はとても苦しいです。資金カンパもよろしくお願いします。
郵便振替 0190-8-259686 地球と隣のはっぴい空間池袋