明日の学習会「学生が見たアメリカ路上生活事情」

前回も告知しましたが、明日の学習会は
「学生が見たアメリカ路上生活事情」と(今、おもいつきで勝手に)題して
3月のアメリカでの貧困問題スタディーツアーに学生のまとめ役で参加した
Oさんのお話を伺います。

実は2月の学習会でも、Oさんに前回のスタディーツアーの話を聞きました。
政府は何もしないけど、でもボランティアがものすごく盛んで、毎日どこかで炊き出しをやっていて、食うには困らない・・・という不思議な国。貧困率はずっと高いのに、自殺率は低い・・興味深いことばかりです。

今回はその時に出た質問にも答えてくれることになっています。ちなみにOさんまだ学生ですが、どんな質問にもきちんと自分の言葉で語れる、ちゃんと自分で考えているということがよく分かる人です(あまりにしっかりしているので年齢を聞いたら、その若さにみんなのけぞってしまいました)。こんな逸材がいるということを知るだけでも聞きに来る価値があります。

興味のある方は、5月24日(土)の午後7時に、西池袋第二区民集会室(さくらんぼ)までお越し下さい。

ちなみに、ここのところ炊き出しに来る人が激増しています。
建築土木などの仕事が連休頃から激減し、今までどうにか自分で食べられていた人(ネットカフェ難民のような人々)が食べられなくなって大量に路上に出てきたということのようです。夜回りをしていても、毎回のように「日払い派遣をしていたけど、最近全く仕事が無くなって一文無しになった」という30~40代の方に出会いました。

明日の炊き出しに何人が並ぶか? 
少ないことを祈りつつ、ふだんより多く出せるよう準備をしています。

事務局 s

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