tenohasi夏祭り

 毎年大雨が恒例となっている夏祭りですが、
 今年は珍しく一粒の雨もなく、かんかん照りで35度を超える猛暑でした。
 雨が恋しい・・・・・
 まずそうめん作り。22キロのそうめんをゆであげ、つゆを作り、トッピングするネギ・わかめ・椎茸・かまぼこを刻みます。 
ギリギリで準備が間に合い、12時に配食。ならんだ150人近くの方々と共に、よく冷えたそうめんに舌鼓を打ちました。
 やっぱ、夏はこれですねえ。

 1時から慰霊祭。この1年間に豊島区内で亡くなった13名の方々を追悼し、その中で私達が関りをもてた方についてはその人となりを紹介し、みんなで冥福を祈りました。
 k牧師さん、心のこもった式をありがとうございました。

 2時からイベントタイム!!
 最初はスイカ割り。みんな上手で、用意した10個のスイカがどんどん割れてみんなのおなかに収まりました。
 ゲーム大会は、「みんなが一番燃える」ダーツ・「本格的なコルク玉鉄砲」を使った射的・「これが一番難しい」と言われた輪投げ・そして「童心に帰る」ヨーヨーつりの4つを行いました。
 その準備のとき、初参加してくれた学生さんがヨーヨーの風船をふくらませるのに苦労していたら、「元プロ」とおぼしき方が「そんなんじゃねえよ、見てな、こうするんだよ」と、見事な手つきでふくらませてくれました。
 この世界には「いまは路上で暮らしているけど、実は○○に関しては正真正銘のプロ」という人がよくいるんですよね。
 今年は天気がよかったので、親子連れやお散歩中の保育園のこどもたちなども入れ替わり立ち替わり参加してくれました。とてもいい雰囲気。用意した400人分の賞品がどんどんはけていきました。

 ちなみに、その間も医療相談・鍼灸マッサージ・生活福祉相談がいつものたきだしと変わりなく活動をしています。

 ゲームで楽しんだ後、みなさんは配食を待って列に並んでいただきます。
 その暇な時間を利用して、tenohasiの若者4人によるミニライブ。
 大学生おっつーのオカリナ・小学生タケちゃんのジャグリング・高校生はなちゃんの「夢十夜」朗読・最年少小学生ありちゃんのリコーダーと歌。
 みんな「期待以上」「想定外」のうまさでした。この日のためにたくさん練習してきたことがよく分かります。
 観客のおじさん・おばさん達も、普段の炊き出しでおなじみの若者達が一生懸命やっている姿に拍手喝采してくれて、とても心暖まるミニライブになりました。

 5時からの配食は、恒例の「暑さを吹き飛ばす」カレー。しかも今年は肉入り!!

 そのせいなのかどうなのか、いつも夏祭りでも200人程度なのに、今年はなぜか250人を遙かに超える長蛇の列ができてスタッフ大あわて。用意した「おみやげ(衣類・石鹸・食糧ほか)」が足りなくなってあわてて袋詰めをするトラブルもありました。

 今年は本当に暑くて、集まった皆さんやスタッフの中から倒れる人が出るんではないかと心配しましたが、みんなタフで、どうにか11時間に及ぶ長丁場の夏祭りを終えることができました。
 集まった52名のスタッフの皆さん・参加してくれた約300名(地元のこどもたちを含む)の皆さん、本当にありがとうございました。

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