(有限責任事業組合フリーターズフリーの大澤さんより私にメールがあり、創刊号の発売は
6月10日になりました。ただし書店での発売は、6月20日前後になるそうですので、皆さん
よろしくお願い致します。インターネットではすでに販売を開始していますので、フリーターズフリーで検索してみて下さい。とても出足は好調だと聞いています。)
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実は私が書いた文章が、6月10日(日)に創刊される「フリーターズフリー」という雑誌に掲載されることになりました。
B6サイズで336ページの物。出版社は人文書院、発行部数は3000部と少ないですが、大手の書店には並びます。例えばジュンク堂のような店。年に2~3回程度の刊行予定。
価格は1500円(予価)
雑誌のキャッチコピーは「働けと言わないワーキングマガジン」「生を切り崩さない仕事を考える」という、不安定雇用の当事者達をテーマにした雑誌です。「フリーター、派遣労働者、期間工、野宿者、障害者、外国籍労働者」等。
編集メンバーは編集責任者の大澤信亮さん、と生田武志さん、杉田俊介さん、栗田隆子さんの4人。皆さんそれぞれ既に本を出されている人達です。
大澤信亮さん:「ジャパニメーションはなぜ敗れるか」角川書店/大塚英志さんとの共著
生田武志さん:「野宿者襲撃」人文書院
杉田俊介さん:「フリーターにとって自由とは何か」人文書院
栗田隆子さん:「子供たちが語る登校拒否」世織書房
実は大澤さんは、手の橋の皆さんなら知っている、おにぎり隊やパトロールに来ていた、Y田さんのご主人。私の文章が出ることになった経緯を話しますと、Y田さんが私の原稿に興味を持ち、ある日その原稿のコピーをとって、ご主人の大澤さんに見せたところ、原稿を気に入ってくれました。そこで正式に大澤さんより原稿掲載の依頼があり「ぜひ創刊予定の雑誌に、Xさんの原稿を使わせてもらえないか?」という話になったのです。私はメールで創刊号の企画内容を読ませてもらい「これは良いかもしれない!」と思い、掲載を承諾しました。
以前ジュンク堂にて、生田武志さんの「野宿者襲撃」のトークイベントに、手の橋からも二人参加していて、既に大澤さんと生田さんは、その時から手の橋と関わりがある。しかし私までこういう形で関係が出来ようとは!よほど手の橋とは縁があるのですね!
今週の月曜日に大澤さんと会って色々と話をしました。広告では5月1日に創刊予定だったのですが、メンバーがインフルエンザに感染し作業が遅れた為に少し延びるとのこと。
(6月10日に創刊号の発売決定)
執筆者は日雇い、派遣、会社員、福祉、作家、期間工、学者、コンビニ店員、野宿者、等のさまざまな職業の方達。私の今回の原稿は「野宿者支援団体活動メンバー/野宿当事者」という立場で書いています。名前は本名で出すことにしました。原稿は2700字位の短い物、掲載ページでは2ページになります。
原稿タイトル:「自分がホームレスになるとは思っていなかった人達」
副題として「路上生活初期の心理と社会の差別」
大澤さんはとても良い仕上がりになっていると、自信を持って言っていましたので、ぜひ皆さん,発売されたら買って読んでみて下さい。
(路上のコラムニストX)