越年越冬活動1日目。この日は鶏肉16㎏と玉ねぎ30㎏と卵400個で親子丼をつくり、公園に集まった139人に330食以上を配りました。
調理には25人ほどのボランティアが参加し、作業スペースがぎゅうぎゅうになるほど。おかげでかなり早いペースで調理が進みました。この日のハイライトは400個の卵を割った場面ではないでしょうか。大きなボウルに、殻が入らないよう黄身と白身をポンポン落としていきます。
↑卵を投入!(事務局長のFacebookより)
昔から包丁使いが下手なのですが、女性たちとネギを切っているときにそれを再確認しました。みなさん切る音が「タタタ…」なのに、自分は「タン。タン。…タン」という調子です。またひとつ2019年の目標ができました。
話はそれますが、この4日間のためにユニクロでウルトラライトダウンを買ってきた私。越年炊き出しに参加するのは4回目となりますが、年々装備が充実してきています。秋田育ちで寒さに強いという自負はあるものの、真冬に長時間屋外にいるとさすがに芯から冷えますね。
そして、東京に来てから初めて手袋を手に入れました。意地を張って持っていなかったのですが、手が覆われているだけでけっこう違うものです。
夜になると吹きすさぶ風も手伝って凍えそうな寒さになり、ボランティアもみんな震えていました。
4日間、来てくれた人には温かいごはんで少しでもあったまっていってほしい。そんな思いがそこかしこににじむ、越年越冬炊き出し初日でした。
31日に続きます。
(大学4年・さかな)
↑親子丼ができました(スタッフ撮影)