1/2(水)越冬♦炊き出しボランティア日記(粕汁編)

「酒粕はどのくらい必要?」

「もっと味噌を入れた方がいい?」

「味が薄いから、だしつゆを入れよう!!」


年に1度しか作らない鮭の粕汁。

↑美味しそうな鮭を、たくさんいれます!

昨年の粕汁は良い出来だったので、

レシピをメモしておけば苦労はしなかったのに・・・。

調味料の分量が分からず、今年も試行錯誤の味付けとなりました。

(ちなみに通常炊き出しの野菜スープには、しょうゆ味とみそ味の基本レシピが存在します。)


用意する粕汁は180リットル

ネット検索で見つかる4人前のレシピではあまり参考になりません。

味付けどうしよう・・・と途方に暮れていた時、救世主が!!


31日のブログにも登場したボランティア初参加の調理師Tさん。

普段は大量調理の現場で活躍されており、

数百人前の食事づくりくらい朝飯前だったのです!!

ベテランボランティアとTさんが話し合いながら味を調え、ついに粕汁が完成。

↑鮭を投入後、じっくりと煮込みます



↑鮭入り、粕汁の完成!!

「美味しい食事を召し上がって頂きたい!!」という思いで、

みんなで協力しながら作った粕汁は、本当に美味しくて、

とても温かいものとなりました。


本日で4日間の越冬活動が終了。

4日間の配食数は1,368食、ボランティア参加者は187名だったそうです。


ボランティアに参加している時いつも心にあるのは、有名な医師の言葉。


“いのち”とはあなたに与えられた時間

「自分のいのち=自分の時間を誰かのために使ってください。」


年末年始も休むことなく、

自分のいのちを使ってボランティアに参加した187名の皆様。

本当に、本当にお疲れさまでした。皆様の2019年が、

幸せな1年となりますように。


さて、忘れないうちに今年のレシピをメモしておかなければ・・・


(ぐんじ)

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