「酒粕はどのくらい必要?」
「もっと味噌を入れた方がいい?」
「味が薄いから、だしつゆを入れよう!!」
年に1度しか作らない鮭の粕汁。
↑美味しそうな鮭を、たくさんいれます!
昨年の粕汁は良い出来だったので、
レシピをメモしておけば苦労はしなかったのに・・・。
調味料の分量が分からず、今年も試行錯誤の味付けとなりました。
(ちなみに通常炊き出しの野菜スープには、しょうゆ味とみそ味の基本レシピが存在します。)
用意する粕汁は約180リットル。
ネット検索で見つかる4人前のレシピではあまり参考になりません。
味付けどうしよう・・・と途方に暮れていた時、救世主が!!
31日のブログにも登場したボランティア初参加の調理師Tさん。
普段は大量調理の現場で活躍されており、
数百人前の食事づくりくらい朝飯前だったのです!!
ベテランボランティアとTさんが話し合いながら味を調え、ついに粕汁が完成。
↑鮭を投入後、じっくりと煮込みます
↑鮭入り、粕汁の完成!!
「美味しい食事を召し上がって頂きたい!!」という思いで、
みんなで協力しながら作った粕汁は、本当に美味しくて、
とても温かいものとなりました。
本日で4日間の越冬活動が終了。
4日間の配食数は1,368食、ボランティア参加者は187名だったそうです。
ボランティアに参加している時いつも心にあるのは、有名な医師の言葉。
「“いのち”とは”あなたに与えられた時間”」
「自分のいのち=自分の時間を誰かのために使ってください。」
年末年始も休むことなく、
自分のいのちを使ってボランティアに参加した187名の皆様。
本当に、本当にお疲れさまでした。皆様の2019年が、
幸せな1年となりますように。
さて、忘れないうちに今年のレシピをメモしておかなければ・・・
(ぐんじ)