11月22日 炊き出しボランティア日記

今回は初参加の社会人の方に書いて頂きました。調理場から公園への移動中にハプニングがあったそうで、びっくり!
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今回、初めてTENOHASIに参加致しました。
「ボランティア」と名のつくもの自体が初体験だったので、緊張感があり、調理の場所についたのが、集合の50分も前でした。
その日調理に来られていたボランティアの方々は
私含め4人の新人以外はほとんどベテランの方々のようで、作業もスムーズ、和気あいあいといった風で、とても楽しい時間でした。
(名札は、本名でなくともOKよ!というのが面白かったです)
性別から年代、住まいや仕事などバラバラな集団ですが、その時間、みんなで野菜を切り、米を炊き、まかないを食べて雑談をして、、、といった調理班で、張りがありながらも、やさしい時間を過ごすことができました。
配食の公園に向かうバスの中では、一緒に向かっていたスタッフとお知り合いの方が偶然いらっしゃいました。
tenohasiのボランティアに参加されている方のようでした。
「久しぶり!」「今から公園なんです」と話していたら、なんと!その後ろの席に座っていた方もtenohasiをご存じのようで、一瞬、普段のバスの空気とは違うアットホームな空間になっていました。
tenohasiって、地域に根付いているんだなぁ。と感心・・。
公園についてからは、配食までの間に衣類の配布がされていました。
衣類を求める列の方々と一緒に合う服を探したりしつつ、雑談も少しできたので、個人的には、これが一番楽しかったです。
皆さん少しでも暖かい衣類を求めているようなのに、なかなかそれに見合うものを探すのに、時間がかかります。
下からひっくり返したり、まぜっかえして、血眼になりながら暗い中で、何色だ?? SかMか!いやLLだ、残念ーーetc
ある程度、品物をわけて、探しやすいように工夫する必要があるような気がしました。あと、これからの季節は衣類が非常に重要であることも知ることができました。
配食はシャルマホールディングスさんのカレーで、あったかーいチャイもあって、非常においしかったです。
調理班でつくった浅漬けも、カレーとよく合っていました。
食べる前にみんなが並んでいるときの空気と、皆さんに行きわたって人心地ついてからの空気では、同じ夜の、同じ人であるのに全く違う色あいでした。ボランティアの人の顔も、少しずつ穏やかです。
最後はボランティアの方のミーティングで終了。
一日お世話になった、事務局長の方の募金のお願いについてのくだり、「今日一番!!」の力がはいっていたのが、妙に腑に落ちて、思わず、「チャリン♪」ではない方を箱に入れてしまいました。
私は今回が初めてボランティアだったので、おそらくこの日のことは忘れないだろうと思います。
スタッフの方は、毎回違う新しい人に、おんなじ説明をしたり、
レクチャーやセミナーをされるわけで、
それに真摯に毎回向き合うのは、とても労力のいることだろうと思いました。
いつも参加することはできないけれど、一見さんにならないように、今後も関わっていきたいと思いました。
温かく接していただいたすべての方々に、
ありがとうございました。(Y.H)
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この日、炊き出しに並ばれた方が231人、合計492食でした。
[お知らせ]
TENOHASIでは、以下サイトにて、
クラウドファンディングを開始予定です!
詳細が確定次第、お知らせ致しますので、
乞うご期待下さいませ。

開始予定日:12/1〜
クラウドファンディングサイト:JAPAN GIVING

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