7/28(土)炊き出しボランティア日記

【調理班編】

 異常気象続きの今夏ですが、この日も例外ではなく、なんと台風12号関東直撃予報が出ました!! 炊き出しは行えるのか!? TENOHASIはじまって二度目の危機到来です(一度目は2013年2月8日大雪の日)

戦々恐々としながらも、とりあえずは実施の方向で、いつもの通り11時に調理場に集まった調理班メンバー。

メニューはシャルマホールディングスさんのカレーということで、いつもならばご飯炊きと付け合わせの野菜作りで余裕なのですが、この日は台風が来ることは確実なので早々にパック詰めにすることになりました。野菜は生だと温かいご飯のわきに置くと衛生的に危ないため、火を通すことに。いつもと違う工程ではありましたが、台風のわりに人数が集まったおかげで、すんなりと進みました。

カレーはシャルマホールディングスさんがパック詰めにしてくれるいということになりました。

まかないは久々の肉無し焼きそばとご飯。台風の影響で酷暑が一時和らいだので、そうめんではなく…。

雨は降ったり、止んだりでしたが、夕方近くなると急激に暴風雨に。

なんとか、荷物も積め終わり、公園へ出発です!! (HT)



【公園編】

調理が終わり、初参加の方々と一緒に、炊き出し場所の東池袋公園に向かいました。

台風の為、外は大雨と強風です。

バスで池袋駅付近まで移動しましたが、まだ炊き出し開始まで時間があったので、すぐ近くの池袋サンシャインのカフェに入りました。今日は、中学2年生の男の子も1人で初参加しており、皆んなで参加動機や夢を聞いたりもしました。こうして、普段の生活では出会うことがなかったであろう方々と交流が持てるとは、不思議なものです。TENOHASIの活動は、路上生活者への支援だけでなく、色々な方々とのつながりも持つことができる魅力もありますね。

時間が来たので、東池袋公園に移動しました。外は相変わらずの激しい雨風が吹き荒れています。テントを設置し、配食場所の設営をしました。傘では間に合わず、レインコートを着て大雨に打たれながらの準備でした。

本日のメニューは、カレーとパック詰ご飯に、付け合わせは、温野菜の浅漬けです。いつも本格カレーのルーを提供してくださるシャルマホールディングスさんが、カレーを一人前ずつ、密閉パック詰にして下さっていました。ご飯もパック詰しているので、炊き出し弁当という形で、お持ち帰り頂くことができました。

だんだんと人数が増えていき、台風にもかかわらず、お越し頂いた路上生活者の方は、93名。参加ボランティアは、45名でした!

雨の日も雪の日も、決して活動をお休みしない、TENOHASI。「待ってくれる人がいる限り、休まずこの活動を続けていく。」この日の炊き出しが終わり、最後に、事務局長清野さんの温かいお話を聞くことができました。(中村紗土美)




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さて、次回8/11()は、TENOHASI夏祭りですね!

この1年間に池袋の路上でなくなった方を悼む「慰霊祭」を軸に、昼のそうめん、午後のかき氷・スイカ割り、夜はカレーなど盛りだくさんです。

夏祭りは、TENOHASIの炊き出しを経験したことのある方だけの募集になります。経験者の方で、久しぶりに参加してみようかなぁという方も、是非ご参加お待ちしております!

8/11()TENOHASI夏祭りボランティア募集要項

①調理班 集合9時・終了15時頃いつもの調理場所

そうめん・飯炊き・野菜の塩もみ作りなど

②昼食配布班 集合1240分東池袋中央公園 そうめんを配ります。

*そのあと引き続いて夏祭り・スイカ割りなどにご参加下さい。

③衣類・夕食配布班 集合16時半 東池袋中央公園

*当日のタイムスケジュール

9時 調理班集合

1245分 昼食配布班集合

13時 そうめん配食

14時 慰霊祭 

15時 かき氷・スイカ割り

15時半 パフォーマンス 新人ソケリッサ「日々荒野」他

16時 鍼灸マッサージ開始

16時半 衣料配布

17時 医療相談生活相談

18時 カレー配食 (大塚モスク提供のカレー)

19時半頃 公園班終了

20時半 片付け終了

参加していただける方(TENOHASIの炊き出し経験者)は、出来るだけTENOHASIのお問い合わせフォームでご連絡ください。

よろしくお願いします。

この記事を書いた人

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