「調理班」編♪
一年に一度のTENOHASI夏祭り。
「祭り」と聞いただけでなんとなくワクワク♪
ですが、そのワクワクを裏切らないためにも、おいしい食事を提供しなければ!
夏祭りは夕食だけでなく、昼の配食も行うため、調理班の集合時間はいつもより2時間早い午前9時です。
昼食は恒例のそうめんですが、大量のそうめんをゆでるため熱い湯を常に沸かしておく必要があります。
安全のため広いスペースが必要で、いつもとはガスの配置や水場も変わります。
釜じいことUさんが欠席でしたが、事前にガスの配置、タイムスケジュールを送ってくれたので、これをもとに設置していきました。
20キロのそうめんを1.5キロ分ずつに小分けにしてゆで、ゆであがったら水場ですぐにざるに取り、そうめんを締めます。なにしろ
量が多いので、各作業数人で行ないます。タイムキーパーはゆであがり時間を正確にお知らせしていきます。こんな感じで、何度も
ゆでる・冷やす・締めるを繰り返し、氷を敷き詰めたクーラーボックスに詰めていきます。
具材も、なると(芸術的に薄く切ります・笑)、ネギ、わかめなど用意。
昼の配食準備が出来たら、今度は夜の配食準備に取り掛かります。
夏祭りは大塚モスクさんのカレーなので、こちらはごはんと野菜の塩もみを作るのみです。
とはいえ、すでに一仕事した後なので、お疲れモード。
なんとか時間通りに仕上がり、ホッと一息です。
途中雨がぱらつき、心配しましたが、ひどくならずによかったです。
おいしく食べていただけたでしょうか。(日焼けは赤くならず浸透するタイプ・Tでした)
「公園班」編♪
今月12日は、毎年恒例の夏祭りでした。数日前には雨の予報で心配していましたが、いい天気になって良かったです。
TENOHASIは晴れ女・晴れ男に恵まれているのでしょうか!?
まずはお昼のそうめん配食からスタート。そうめんは食欲がない時にもいいですよね。みなさんつるっと平らげて、あっ
という間になくなりました。
そのあと、15時に夏祭りの中心行事である慰霊祭が始まりました。この1年間に池袋の路上で亡くなった4名の方々を
悼みました。まずは、Oさんから故人の思い出話を。時折うなずきながら、耳を傾けている人もいました。
TENOHASIの慰霊祭はキリスト教式と仏教式の両方で行われるのが特徴です。僧侶が讃美歌を歌い、牧師が手を合わせる―。
可能な範囲で相手の宗教を尊重する姿に胸を打たれました。宗教やあらゆる立場を超えて、故人を思う気持ちは、あの場
にいたすべての人々に共通していたからだと思います。
慰霊祭のあとはスイカ割りと、大塚モスクさんからかき氷を振る舞っていただきました。かき氷は大変な人気で、毎年長
蛇の列ができています。スイカ割りも盛り上がりました!「まっすぐ!」「違う、もうすこし右!」と周りでワイワイ言
いながら誘導したおかげか、いろんな人がど真ん中に命中させていました。お見事でした! ボランティア数人がせっせ
とスイカを切り分け、こちらもすぐみんなのお腹の中に消えていきました。
その後は大塚モスクさんのカレー炊き出しや、生活・医療相談会などがありました。学生さんが熱中症予防を呼びかける
チラシを作り、塩飴と一緒に配ってくれました。最近暑さが和らいだような気がしますが、夏はまだ終わりません。油断
は禁物ですね。
TENOHASIという団体のキーワードは「ごちゃまぜ」だな、とつくづく思います。さまざまな立場の人がまじわり、支え
合っています。先月のブログでは「ざっくばらん」と表現していました。その底流には相手を尊重する心があるのではな
いでしょうか。だから、ごちゃまぜでもざっくばらんでも居心地がいい。そう思います。(さかな)