4/8(土)炊き出しボランティア日記

 桜が見ごろとなった4月の第二土曜日。

 調理班がお借りしている場所も、立派な桜の木があります。日にち的に散ってしまうのではないかと心配でしたが、このところ寒かったり雨が降ったりで開花も少しずつ……ちょうど満開の見ごろとなりました(^o^)

 今回も、学生さん、社会人と、活動に興味を持ってくれた新人さんが数人参加され、レクチャー後は、火元、米とぎ、野菜切り、洗い場と各班に分かれて作業開始です。

 このところ、調子が今一つのガスまわりですが、釜爺Uさん中心にご飯炊きは順調。野菜切りも、前回使い切れなかったにんじん・玉ねぎを筆頭に、ベテランはじめ人数も十分にいたのでサクサク進みます。洗い場ですが、開始時に小雨がパラついたこともあり、急きょ屋根(テント)を設置。大きな釜類や、切った野菜を入れておく衣装ケースなどを次々に洗っていきます。途中、作業を入れ替わったり、大変なところに助っ人に入ったりして、まかない前には、三分の二くらい野菜切りが終わりました。
 

さて、いつものまかないは、白飯に肉ナシ焼きそばが定番ですが、今回はスタッフお手製のちらし寿司! 前回の炊き出し日、「桜の季節だし、まかないをちらし寿司にしない?」という案が出され、「たまにはいいか」と事務局長の許可を得、各々、材料を煮てきたり、卯の花を炊いてきたり、おだんごの差し入れを持ってきたり、手作りのケーキを作ってきたり……とたいへん豪華な(調理班始まって以来の←大げさ(^_^;))まかないとなりました。

「おいしい!!」「おいしいね~」とおかわりもすすみ、気付いたら肝心の桜はあまり見ず……ありがちですよね~(+_+)

活力を蓄え、残りの作業にとりかかります。切り終わった野菜を煮込み、味をととのえ、池袋の公園に運ぶ準備。同時に、使い終わった寸胴鍋や釜、調理器具を洗います。

調理がひと段落するころに、新人さんたちのボランティアセミナーが行われ、その後、残る人、公園に行く人、調理で終了の人と分れます。セミナーを受けた方、いかがでしたでしょうか。感じたこと、考えたこと、大事に深めていってもらえればと思います(*^_^*)

公園では、公園班のボランティアさんといっしょに、ご飯を手渡したり、野菜汁をよそったり。並ばれている方からは「汁も入れて」という声もちらほら。いつもは、「汁なしで具だくさん」を希望する方が多いのに、少し肌寒かったからでしょうか。

「おいしい」「ちょうどいい味」「ちょっと甘いかな」など、並ばれた方やボランティアから感想をいただきました。次回も皆さんの声を生かし、愛情込めてあたたかい野菜汁を作りたいと思います。(寸胴洗いで筋肉痛のT)

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