1/14(土)炊き出しボランティア日記

 年末年始の越冬活動後、はじめての「通常」炊き出し日。

週末にかけて大寒波がやってくるという予報通り、朝から寒い中スタートしました。事務局長は、この日は仕事で公園からの参加、ということで、釜じいことUさんが音頭を取って、ベテラン・新人を各配置に振り分けていきます。

私は、久しぶりに洗い場担当。諸事情で、いつもの場所に洗い場を設置できなかったため、あーだ、こーだと設置するまでに手間取ってしまいました。時間のロスを埋めるべく、ご飯炊き用の大きな釜、野菜汁用の大きな寸胴鍋、切った野菜を入れるボックスなどなど、大物を次々に洗っていきます。1年を通してですが、特にこの時期は清潔を徹底!! もちろん、毎回、使用後に洗っているのですが、もう一度よく洗い直します。

夏の暑い時期や天気の良い日は洗い物も気持ちいいのですが、寒い冬の洗い物はやっぱり大変……。しかも、洗い場だけ外にあるので、ガタガタ震えながらの作業となります。この日もカイロを貼ったもの役立たないくらい寒く、そのうちなにやら雲行きが怪しくなり、一時、小雪がちらつく時間も。すぐに止みましたが、心底冷えました。こんな日に、一日路上にいる方たちはどんなに寒いだろうかと身に染みて感じた次第。

まかない後は、ボランティアセミナーと称したミニ学習会を行ないました。DVD「ホームレスと出会うこどもたち」を観て、ホームレス状態の人たちへの理解を深めてもらうとともに、TENOHASIの取り組みや、ハウジングファーストについてOさんより説明がありました。私も、TENOHASI・べてぶくろ・世界の医療団がともに行なっている東京プロジェクトの一環として、毎月一回ですが「家庭料理教室」を行なっていますので、その活動内容や感じたことなどをお話しさせていただきました(いつもは、事務局長が担当するので、物足りなく感じた方もいらっしゃったかも。申し訳ありません。ぜひまた参加してください)

たくさんの野菜も切り終わり、あとはじっくり煮込むだけ。

このあたりで、公園班に合流する方は、公園へ向かいます。残ったメンバーで味付けをして完成。公園に運ぶための容器に移し替え、大きな寸胴鍋を洗い終わったら、いったん洗い場も終了となります。

この日は洗い場に始まり、洗い場で終わった一日でした。

まだしばらくは寒い中での炊き出しとなりますので、ボランティアの皆さん、十分に防寒対策をとって、ご参加くださいね。(めっきり寒さに弱くなったTでした[#IMAGE|S2#])


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