炊き出しボランティア日記 2月27日

 炊き出し調理はあるお宅の庭をお借りしてやっています。そのお宅に工事が入ることになり、庭が使えなくなりました。そのため、新たに屋内スペースを使わせていただけることになり、今日は新しい場所での初めての炊き出しです。
 いつもは11時集合ですが、今日は10時半に集合。何をどう配置して調理作業を行うか、試行錯誤しました。なにしろ、米60キロ・野菜100キロ・肉10キロをさばいて、今日もおいしい炊き出しを作らなければなりません。切った野菜はどこに置く?炊いたご飯をコンテナに移す作業はどこで?みんなで知恵を絞りながら配置を決め、作業開始。みんなベテラン度を深めているので新しい場所でも工夫しながらさくさく作業を進めて、予定どおりに飯も汁も完成しました。

 こちらのお宅では、2009年に南池袋公園が閉鎖になって調理場を失ってから、ずっと水道代もお湯も無料で調理作業をさせていただいています。ここがなかったら2009年で炊き出しは終わっていました。TENOHASIの活動はこのような方々の支え・・というか重要な参加者・・を得て継続できています。

 炊き出しに並んだ方は220人。味付けもバッチリで「今日は(も)おいしかった。ありがとう」とたくさんの方に言っていただきました。まだ寒い日が続きますが、少しでも暖まってもらえたらうれしく思います。

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