4/25 炊き出しボランティア日記

Aです。

久々の調理現場です。快晴。外作業向きの天気。
気持ちよく調理作業が出来そうです。

今日も、初参加のボランティアさんを含めて、
わいわいがやがやと、作業が進行中です。

今日は、ボランティアさん(特に初参加の)の野菜切り作業の負担を軽減して、
余裕をもって調理に臨んでもらうため、
通常より野菜を少なくしています。(なんと一番手間の掛かるジャガイモがない!)

そのこともあってか、午後3時には汁が完成です。

鶏肉を胸からももに変えたら、コクがまして、
おいしくなったような気が・・・・・。
残飯も幾分少なかったのではないでしょうか。

今後も、初参加のボランティアさんが、余裕をもって様々な、
てのはしの活動にかかわり、継続してもらえるような工夫、
魅力づくりを、模索し、試行していくことを考えているところです。

<炊き出しとは関係ないですが①>

私が勤務している知的障がい児施設の子供たち。
年度当初のこの時期には、落ち着かない生活を強いられます。

職員の異動で、見も知らぬ他者が、「支援者」と称して、
突然自分の目の前に、頻繁に登場して、
あ~だ、こ~だと”ぬかす”わけだから、
そりゃ、落ち着かなくなるのも当たり前。

「発達障がい」を持った利用者には、
結構しんどい事態なのだと推察されるわけです。

まあ支援者は、なかなか理解することが難しい彼らの独特なものの見方、感じ方を
探りながら、ゆるゆると関わる必要があるといったところでしょうか。

「ゆるゆると」が肝心なところだと思いますが。

そしててのはしの支援者にも、障がいを持った当事者、
ボランティア参加者の方と「ゆるゆると」関わることが、
求められているのは同じことだと思うのです.

<炊き出しには関係ないですが②>

新宿で「ナオトひとりっきり」というドキュメンタリーを見てきました。

福島第一原発から、12Kmの富岡町で、
残された家畜、ペット等の動物たちを生き延びさせることを
選択して、たった一人で高線量の「帰還困難区域」に残った
ナオトさんをおったドキュメンタリー。ただ動物たちの殺処分を
すれば事足れり、とする政府に対する彼の怒りは奥深い。

生活保護費の度重なる減額に象徴される
この国の底知れぬ冷たさに怒っている人は必見です。

命を全うしようとする老牛の姿に、涙が止まりません。
(最近、涙腺が緩いのです)。

参加されたボランティアの皆さんお疲れ様でした。
またてのはしのどこかの現場で
お会いしましょう。

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