最近の炊き出し

「炊き出しボランティア日記」が、すっかり途切れていてすいません。
担当者が寝込んだりして・・・Aさん元気になりまたよね?

4月から、新宿連絡会(新宿の支援団体。TENOHASIの兄貴分)が毎週日曜日の炊き出しをやめ、「池袋はどうするんだ」と聞かれることが多いのですが、わたしたちはいままでどおり、「並んだ人たちが腹一杯になって、できればちょっとお持ち帰りもできる」量の飯作りを続けています。

昨日の炊き出しには190名の人が並ばれ、約500食(そのうち75食は持ち帰りのふりかけ弁当)を提供しました。

衣類配布には50名以上の方が並ばれ、みなさまから送っていただいた段ボール箱約15箱分の衣類を提供しました。

医療相談には35人の方が並ばれ、お二人に医師の紹介状を発行しました。

また、終了間際に突然倒れた方がいらして、医療相談のボランティア医師の判断で救急搬送されました。

炊き出しに参加したボランティアは約90名。
今回は、大学生のみなさん(湯浅誠さんのゼミ生など)が20名近く参加して下さり、事務局長とのクエスチョンタイムも取りました。

「ホームレスの人たちへの差別偏見はまだまだ一般社会で強いと思うのですが、今日見たらたくさんの人たちがボランティアで参加してびっくりしました。どうしてみなさん参加されるのでしょうか」という質問もありました。

なぜでしょう?
この社会に生きていれば他人事ではないから?
自分もこうなるかも知れないと思うから?
同情?
誰かの役に立つことで自己有用感が高まるから?

または、優越感に浸るため?

支援活動と称していても、必ずしも支援になるとは限らない、
人の人生に関わる覚悟はあるのか、
と改めて自問した土曜日でした。

事務局 s

この記事を書いた人

blog_before2023