炊き出しボランティア日記 Vol.94

今回の「炊き出しボランティア日記」は、参加2回目のYさんが書いてくださいました!
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4月13日に初参加致しましたYと申します。
昨日は調理班に参加させていただき、感想をお送りしたいと思います。

4月27日 土曜日。
GWの初日で天候に恵まれ、大勢の方が参加されました。
朝は冷え込み、風も強かったのですが11時に作業を始める頃には日差しが強く暑いくらいでした。
私は2度目の参加でしたがまだ戸惑うことが多く、邪魔にならないように注意しながらの作業でした。
オカンさんがいらして的確な指示を出してくださり効率的に作業を進めることができました。
玉葱2箱の根を落として皮を剥く作業を4人で担当しました。
包丁とまな板で作業をする場所が限られているため、じゃが芋の皮むき担当、長葱の皮むき担当、皮むきが終わった野菜を食べやすい大きさに切る担当と、皆さんが自然に必要な場所を受け持ちスムーズに作業が進みました。
誰かのおしゃべりが聞こえるのも心地よく、それに応える周りの方々の肩のちからの抜けた会話に和みました。途中からさらに野菜などの食料が何箱も運びこまれ、皆さん一生懸命に皮?きや野菜のカットを進めていきました。
今回、私は洗い場を担当させていただきご飯を炊いた大きな釜を次々と洗っていきました。
一緒に洗い場にいらした方と他愛のないおしゃべりをしながら楽しく作業することができました。
時々休憩して温かい紅茶やお菓子をいただいたり、高校生や大学生の参加者さんとお話をすることも楽しかったです。
支援する側に当事者の方や生きづらさを抱えた方が自然に打ち解けていて、孤立しがちな人々の居場所としてTENOHASHIが必要とされていることを感じました。

料理長の男性が誰かに似ている、とずっと考えていたのですが「千と千尋の神隠し」に出てくる蜘蛛じいに似ている!と勝手に盛り上がっていました。(料理長、すみません)
顔立ちだけではなく、何でも知っていて頼りがいがあり、おおらかな人柄がその場を和ませてしまうところが蜘蛛じいに似ている、と感じました。
16時半には洗い物も終わり、作業場を片付けるところまで参加することができました。
これから時間をかけて公園での配食、その後の食器洗いなどにも参加していきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。

Y
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この日に参加してくださったボランティアはなんと105名!
ゴールデンウイーク初日にもかかわらず、シドニーから、富山から、司法研修所からと様々な方が参加してくださいました。炊き出しに並ばれて方は272人、配食数は687食でした。

TENOHASI事務局

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