炊き出しボランティア日記Vol.92

3月23日(第4土曜日)

この日は午前中は暖かかったのですが、だんだん風が冷たくなってきて、
冷え込みの中での炊き出しとなりました。
ちょうど桜が見頃でしたが、夜桜見物してたら寒かったという方も
いらっしゃったのではないでしょうか。

さて、TENOHASIの目下の課題は、財政危機の打開です。
今後、収入の減少が見込まれ、深刻なピンチです。

というわけで、最近、炊き出し調理メンバーの待機時間
(野菜が煮えるのを待っている時間です)の話題は、「如何にしてお金を集めるか」です。

待機中に皆で内職(何の?)、競馬新聞を研究して万馬券を当てる、宝くじを買う(¯□¯;)
(買ったからって、そうそう当たるものでは…)等々の迷案が…

TENOHASIの活動は皆様のカンパで支えられています。
どうぞ、カンパにご協力をお願いいたします。
詳細は、TENOHASIホームページをご覧ください。

毎度マンネリ全開の炊き出しですが、鍼灸コーナーでは、新しい事を始めました。
数人の人々が会話をしながら時折ストローを口にして
そこから大小のシャボン玉を吹く、という活動です。

なぜここでシャボン玉?

というのは、「一服する」というのは一般に「たばこを吸う」ということですが、
それは“喫煙者限定のたまり場” でしかありません。

鍼灸で長年活動している石崎さんは、「新しい一服」のスタイルとして、
“シャボン玉で一服”を、
ということで、炊き出しの鍼灸ブースで行うことを発案しました。

鍼灸テント前受付の付近で、周囲の人と談笑しながら、
シャボン玉でも吹いてみたら、それを見た人が
「なに?なに?」…と自然なコミュニケーションが生まれ、
喫煙所とはひと味もふた味も異なる、
ちょっと楽しいになるかも知れません。

炊き出しにご協力いただいた皆様、まことにありがとうございました。
またのご参加をお待ちしております。

☆彡 ☆彡 ☆彡

今回、参加してくださったボランティアの方は、64名。
そのうち、新規の方は11名。
炊き出しに並ばれた方は241名、総配食数は610でした。

今後の炊き出し日程(全て土曜):4月13日、4月27日、5月11日

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ボランティアに興味を持って頂けた方は、以下の形でご参加ください。
一回だけでもOK、出来る時間でOKです!

◆炊き出しボランティア 調理班(2部制)◆
炊き出しボランティアは調理班と公園班に分かれています。
調理班(前半)は、調理道具の洗いものや、お米をといだり野菜を切ったりします。
男手が必要な作業も多数ありますので男性の方も臆せずにご参加ください。
調理は11時開始となっていますが、途中からの参加、途中抜けでも歓迎です!

調理班(後半)は、配食で使った発泡スチロールのカップや、
コーヒー配りで使ったコップなどをひたすら洗っていきます。
公園の配食が終わって満足して帰られる方が多い上に、地味な作業なので、
慢性的に人手が足りないのでぜひご参加ください。
20時半集合で、場所は調理班(前半)と同じです。
ご参加いただける方は、【TENOHASI ホームページ】のお問い合わせフォームから、
前日までにご連絡ください。折り返し場所等の詳細をお送りいたします。
なお、調理場所はご厚意でお借りしているため、ネット上での公開はしておりません。

◆ 炊き出しボランティア 公園班◆
衣類配布や配食などのお手伝いをしていただける方は、
16時20分~18時20分ごろに東池袋中央公園に直接お越しください。
こちらはアポなしOKです!
衣類配布があれば17時ごろから配布、配食は19時からです。

なお、「調理も配食もやりたい!」というバイタリティ溢れる方もご安心ください。
調理が終わり次第、スタッフと一緒に公園に移動して頂けます。

◆夜回りボランティア◆
毎週水曜日、池袋駅前公園でお弁当を配布した後、3~4チームに分かれて、
池袋駅構内や周辺をまわって、路上生活している方の安否確認をしています。
途中で帰ってもOKです。
詳細は、【TENOHASI ホームページ】のお問い合わせフォームをご利用ください。

◆その他、各種ボランティア、カンパなど◆
役所や病院などへ同行をする生活福祉相談ボランティア、資金や物資のカンパなどは、
【TENOHASI ホームページ】の「寄付・ご支援のお願い」ページをご覧ください。

よろしくお願いいたします!

TENOHASI運営事務局

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