炊き出しボランティア日記Vol.67

3月10日(第2土曜日)

まずはじめに。
東日本大震災から1年が過ぎました。
改めて被害に遭われた方へ、哀悼の意を捧げます。

ちょうど1年前の炊き出しは、震災の翌日でした。
福島第一原発の緊迫した状況を伝える報道は、炊き出しに並んでいる方にも届いていて、

「これからどうなっちゃうんだろうな」

という声が聞かれたのを今でも覚えています。
TENOHASIでは、4月から約2ヵ月間、鍼灸班が福島県相馬市と宮城県山元町で、
代表の森川が6月より現在まで岩手県大槌町で支援活動を行いました。
また、個人的に被災地ボランティアを行ったスタッフも多数おります。

さて、今回の炊き出しでは、ボランティアの主力である学生さんがほとんどおらず、
少人数での運営でしたが、並ばれた人数は減ることはありません。
池袋では、震災の影響を直接受けた箇所は少ないのですが、遠まわしに、
じわじわと影響が来ていることは実感出来ます。

路上生活者の支援も被災地支援も共に継続性が求められます。
無理のない範囲で、出来るだけ長く、ご支援をよろしくお願いいたします。

炊き出しにご協力いただいた皆様、まことにありがとうございました。
またのご参加をお待ちしております。


きょうもサンシャインのビルに照明が点ります。

☆彡 ☆彡 ☆彡

今回、参加してくださったボランティアの方は、53名。
そのうち、新規の方は1名。
炊き出しに並ばれた方は228名、総配食数は629でした。

今後の炊き出し日程(全て土曜):3月24日、4月14日、4月28日

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ボランティアに興味を持って頂けた方は、以下の形でご参加ください。
一回だけでもOK、出来る時間でOKです!

◆炊き出しボランティア 調理班(2部制)◆
炊き出しボランティアは調理班と公園班に分かれています。
調理班(前半)は、調理道具の洗いものや、お米をといだり野菜を切ったりします。
男手が必要な作業も多数ありますので男性の方も臆せずにご参加ください。
調理は11時開始となっていますが、途中からの参加、途中抜けでも歓迎です!

調理班(後半)は、配食で使った発泡スチロールのカップや、
コーヒー配りで使ったコップなどをひたすら洗っていきます。
公園の配食が終わって満足して帰られる方が多い上に、地味な作業なので、
慢性的に人手が足りないのでぜひご参加ください。
20時半集合で、場所は調理班(前半)と同じです。
ご参加いただける方は、【TENOHASI ホームページ】のお問い合わせフォームから、
前日までにご連絡ください。折り返し場所等の詳細をお送りいたします。
なお、調理場所はご厚意でお借りしているため、ネット上での公開はしておりません。

◆ 炊き出しボランティア 公園班◆
衣類配布や配食などのお手伝いをしていただける方は、
16時20分~18時20分ごろに東池袋中央公園に直接お越しください。
こちらはアポなしOKです!
衣類配布があれば17時ごろから配布、配食は19時からです。

なお、「調理も配食もやりたい!」というバイタリティ溢れる方もご安心ください。
調理が終わり次第、スタッフと一緒に公園に移動して頂けます。

◆夜回りボランティア◆
毎週水曜日、池袋駅前公園でお弁当を配布した後、3~4チームに分かれて、
池袋駅構内や周辺をまわって、路上生活している方の安否確認をしています。
途中で帰ってもOKです。
夜回りで配るお弁当づくりも、夕方から行っています。
詳細は、【TENOHASI ホームページ】のお問い合わせフォームをご利用ください。

◆その他、各種ボランティア、カンパなど◆
役所や病院などへ同行をする生活福祉相談ボランティア、資金や物資のカンパなどは、
【TENOHASI ホームページ】の「募集中」ページをご覧ください。

よろしくお願いいたします!

TENOHASI運営事務局

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過去のボランティア日記:
【炊き出しボランティア日記一覧】

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