炊き出しボランティア日記Vol.26

6月26日(第4土曜日)小雨

2回分連続アップのため、一つ前(6/12)分はこちらをご覧ください。

梅雨に入りましたので、都内も蒸す日が続いていますが、
そんな中でも炊き出しはいつも通り行われました。

今回の炊き出し日記は、少し趣向を変えて、
『炊き出しボランティア日記 調理編(夏)』と題して、
「炊き出しの調理ってあるけど、具体的に何をしているの?」
という事をご紹介したいと思います。食材などは毎回微妙に変わりますが、
基本的な作業は毎回ほぼ同じです。

まずは流し台やまな板を載せるテーブルの設置など調理場設営から。
それが終わると調理道具の洗い作業に移り、
次に、米を計量しながら釜に移してといでいきます。
釜が大きいのでもっぱら男の作業です。

とぎ終った米を順番に炊いていき、
炊き上がったごはんを保温ケースに移していきます。

野菜も(画像はキャベツです)

数人がかりでスパスパと切っていきます。

そして、各野菜の加減を見ながら料理長がタイミング良く煮込んでいきます。

汗が出てきたので、冷えた麦茶でちょっとブレイク。

さあ作業再開!
やはり暑いので、炊き出しに並ばれる方に冷えた飲み物を提供します。
この日はカフェオレ。
まずは水に溶けるコーヒーの投入。ふたを開けて逆さまにするだけ。

続いてお砂糖、水、氷、牛乳と投入していき、かき混ぜて完成。
…と、やる事は至って簡単ですが、数百人分ともなるとやる事が豪快になってきます。
コーヒーの粉以外は全て“kg”“リットル”の世界です。
少し前(5月8日)の日記にもありますが、
多くの方がブラジルコーヒー並みの甘さを求めます。

そして、完成した食事は器材と共にトラックで炊き出しが行われる公園へと運ばれて行きます。

☆彡 ☆彡 ☆彡

今回、参加してくださったボランティアの方は、78名。
そのうち、大学のボランティアサークルやHP等を見て来られた方など
新規の方は21名でした。

★ ★ ★

ボランティアに興味を持って頂けた方は、以下の形でご参加ください。
一回だけでもOK、出来る時間でOKです!

◆炊き出しボランティア 調理班◆
炊き出しボランティアは調理班と公園班に分かれています。
調理班は、調理道具の洗いものや、お米をといだり野菜を切ったりします。
男手が必要な作業も多数ありますので男性の方も臆せずにご参加ください。
調理は11時開始となっていますが、途中からの参加でも歓迎です!
ご参加いただける方は、【tenohasiホームページ】のお問い合わせフォームから、
事前にご連絡ください。折り返し場所等の詳細をご送りいたします。

※次回(7/10)は調理の場所が違うので参加を希望される方は必ずお問い合わせください。

◆炊き出しボランティア 公園班◆
衣類配布や配食などのお手伝いをしていただける方は、
16時~18時ごろに東池袋中央公園に直接お越しください。
こちらはアポなしOKです!
衣類配布があれば17時ごろから配布、配食は19時からです。

なお、「調理も配食もやりたい!」というバイタリティ溢れる方もご安心ください。
調理が終わり次第、スタッフと一緒に公園に移動して頂けます。

◆夜回りボランティア◆
毎週水曜日、池袋駅前公園でお弁当を配布した後、池袋駅構内や
周辺をまわって、路上生活している方の安否確認をしています。
途中で帰ってもOKです。
夜回りで配るお弁当づくりも、夕方から行っています。
詳細は、【tenohasiホームページ】のお問い合わせフォームをご利用ください。

◆その他、各種ボランティア、カンパなど◆
役所や病院などへ同行をする生活福祉相談ボランティア、資金や物資のカンパなどは、
【tenohasiホームページ】の「募集中」ページをご覧ください。

よろしくお願いいたします!

tenohasi運営事務局

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過去のボランティア日記:
【炊き出しボランティア日記一覧】

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