1/1(水)越冬活動2日目

10数年ぶりの新人ボランティア


20201月1日元日、かなり久々に越冬ボランティアに参加し、調理班としてお雑煮をみんなで準備し、新年のスタートを切ることができました。今の調理体制で参加するのは初めてだったので、新人ボランティアのつもりで参加させていただきました。当時は東池袋公園で調理、配食すべてをしていたので、今とは準備の仕方が違いますが、野菜スープのぶっかけ飯というのは変わらず、懐かしい味がしました。


↑この日用意したお餅は360個

自分が最初に越冬ボランティアに参加したのは大学生の時で2005-06年のこと、それから大学卒業まで3年位、ほっとも(ほっと友の会)や会報誌編集を中心にボランティアをしていました。14年前という月日を考えると、時の流れの速さを感じると同時に、てのはしがずっと炊き出しを続けてきたという確かな足跡も感じます。

なんで当時ボランティアを続けていたのだろうかと考えた時に、みんなで炊き出しの準備を和気あいあいと、いい意味でゆるーく、できていたから居心地が良くて居着いてしまったのだと思います。だって自分も3年も続けるなんて最初は思っていませんでしたから()

この文章を書きながら、「料理長と一緒に炊き出しの準備したなー」とか、「医療班の○○さんと寒空の中でおしゃべりしてたなー」とか、当時ボランティアしていた時の風景やスタッフの顔や声が思い浮かんできています。

大学卒業してからずっと離れてしまっていましたが、Facebookで炊き出しの様子を見る度にまた参加したいなと思っていて、ようやく戻ってくることができました。今は東京を離れてしまっているので参加機会は限られてしまいますが、自分のペースでまたボランティアに参加したいと思います。頑張りすぎることよりも、自分ができることや時間を持ち寄って、細く長く続けていくことの大切さも感じます。炊き出しなどを通じて、寒空の中で路上生活をしている方々に対して、気に掛ける人たちが増えると、より社会がやさしくなるのかなと思います。


(T.O)

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