撤収と福祉行動

楽しかった(大変だった)越冬も昨日で終わり。

7泊8日をテントに泊まり込んでがんばった
料理長もボランティアコーディネータも
今日で過酷な労働から解放です。

最後なので、私もテントに泊まらせてもらいました。
朝8時、テント泊まり込みスタッフ(この日は合計6人)が起き出して、
コーヒーをのんで、まったり。

朝9時。
集合時間になっても、ほんの数人しか集まりません。
スタッフも疲れています。

ようやく集まってきたスタッフで、
テントの中の荷物を行き先ごとに仕分けし、
車で運び出しました。

問題なのは、車が1台しかないこと。
仕分けが終わると、車が帰ってくるまであまりやることがありません。
もう1台欲しいところですが、車を出せるメンバーも、
レンタカーをもう一台借りる金もありません。
このあたりが弱小団体の悲しいところです。

それとは別に、生活福祉相談班も、活動の山場を迎えていました。

今日は役所や企業も仕事始め。
私たちも「福祉行動」の仕事始めです。
福祉行動とは、相談に見えられた方々の中で、
福祉や医療などに繋がることを希望された方に付き添ってサポートする活動です。
今日は15人を超える人たちのサポートをし、生活保護や入院・施設入所・就職などの方法で路上から脱する道筋をつけることができました。
しかし、多くの方がさまざまな困難をかかえており、今後もサポートが必要です。

撤収も福祉行動も2時過ぎにはようやく先が見えてきたので、
恒例の「残った食材をぶち込んだ鍋」でお昼ご飯。
元旦の餅つきで作った鏡餅も割って入れました。早めの鏡割りです。
食べてみると・・・さすが、杵搗きの餅はうまい!

そして、最後にお世話になった公園をきれいに掃除して、越冬完了です。

その終了間際に、「あの・・・mixiで見て、手伝いに来たんですけど、もうやることありませんか?」
Mさんが初参加。
いえいえ、たくさんあります。
さっそく、事務所の片付けをやっていただいて大変助かりました。
Mさんの参加で、今回の越冬での「新規参加ボランティア」は35人。昨年を上回りました。
どうか今後もよろしくお願いします。

では、最後まで公園で活動したメンバーで記念写真。
ごくろうさまでした。

サポートしてくれた皆さん、
拙いブログを呼んでくれた皆さん、
本当にありがとうございました。

by S

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